アラカベサン島 (Arakabesang Island)
首都コロールから車で10分程度、コロールの郊外にあたる。コロールからアラカベサン島へは長い橋を渡っていく。この橋には欄干がなく、夜は薄暗いので、徒歩にせよ車にせよ注意が必要。
橋を渡った右手にある国立病院を通り過ぎ、その先を右に入ると、大統領官邸や国務省など政府の建物が美しいブーゲンビリアの中に建っている。
村落の中の曲がりくねった道路の最中地点には、パラオでナンバー・ワンといわれるパラオ・パシフィック・リゾート(ホテル)がある。同ホテルはパラオではPPRと呼ばれている。1984年に東急グループ総裁の故五島昇氏の熱意で建てられたが、今なおパラオ観光産業のリーダー的存在である。
PPRの側には、戦時中に旧日本軍が使った水上飛行機のランプがある。
同じような水上飛行機の発着ランプは、大統領官邸近くの村落の海岸にミューンス・スコウジョウ(飛行場がなまったと思われる)に残っている。こちらは幅も広く、戦時中には多くの若い飛行士たちが目の前の青い空に向かって飛び去ったものと想像できる。
アラカベサン島のレストラン
メドゥ・リブタル・レストラン Meduu Ribtal Restaurant (ホテル代表 Tel. 488-2600)
パラオ・パシフィック・リゾートの中のファースト・クラスというべきレストラン。インテリアもゴージャスで、テーブルのキャンドルがロマンチックな雰囲気を醸し出している。
シーズン中は予約が必要。料理はフレンチ中心のパラオ風で、メインは20ドル前後から。
ココナッツ・テラス・レストラン Coconut Terrace Restaurant (ホテル代表 Tel. 488-2600)
パラオ・パシフィック・リゾートの中でメデゥ・リブタルに隣接したレストラン。こちらは朝・昼・夕食をビーチ、プールを見ながら楽しめるオープン・スタイルの比較的気軽なレストラン。朝食は内容の豊富なビュッフェがおすすめ。日によってはパラオやヤップのダンスなどのパフォーマンスもある。
イメージ・レストラン Image Restaurant (Tel. 488-1881)
アラカベサン島の山手にあり、眺望を楽しめるムーディーなレストラン。アメリカ人の客が多く、日本人の利用者は少ないが、穴場としてお薦め。
アラカベサン島の宿泊施設
パラオ・パシフィック・リゾート Palau Pacific Resort (TEL:488-2600 / FAX:488-1606)
パラオの最高級ホテル。通称PPR。空港から車で約25分。アラカベサン島の西海岸の広大な敷地に広がるデラックスなリゾート・ホテルで、太平洋のエメラルド・グリーンとロックアイランドが眺望できる。目の前の美しいプライベート・ビーチでは、色とりどりの熱帯魚を見ながら泳ぐこともできる。
家族や友人との滞在、ハネムーンにも向いており、ホテル内にある各種レストランやショップは宿泊客以外の旅行者にもよく利用されている。全160室。
フロントには日本語を解するスタッフが常駐している。ツアーデスクでは日本人スタッフが豊富なオプショナル・ツアーのアレンジをしてくれる。
クリフサイド・ホテル Cliffside Hotel (TEL:488-4590 / FAX:488-4593)
アラカベサン島の静かな高台にあり、眺望が素晴らしい。レストラン、ロビー、客室から、眼下に広がる入り江のエメラルドグリーンやコロール島を眺めたり、美しい日の出を見たりすることができる。ホテルの内部だけでなく、隣接するプールやプールサイド・バーも完備しており、のんびりとしたリゾート気分を味わうには最適。
このホテルには180°の眺望が楽しめるプレジデント・スイート($295)がある。
(旧サンライズ・ビラ・ホテル)
キャロライン・リゾート Carolines Resort (TEL:488-3754 / FAX:488-3756)
アラカベサン島の高台にあるブティック・リゾート。バンガロー風で周辺の景色に恵まれ、設備も完備しているが、室数が少ないので早めの予約が必要。
このリゾートの宿泊客はPPRのプライベート・ビーチや施設を無料で利用できる。
アラカベサン島のダイビングサービス
スプラッシュ Splash (Tel. 488-2600)
パラオ・パシフィック・リゾート (PPR)
の中にあり、日本人スタッフも揃っている。ホテルのプライベートビーチでの講習は半日のダイビング体験コースで1タンク・ダイブがついて35米ドルだが、PPRに宿泊していると割引きがある。通常の1日体験ダイビングは2タンク・ダイブで150米ドル。一般は1タンク・ダイブが70米ドル、2タンク・ダイブ料金が115米ドル。また、Cカード取得のチャレンジコースは、日本人インストラクターがついて4日間で495米ドル。隣接して水中写真の機材レンタル・ショップがあり、ポジフィルムの現像もできるので便利である。
日本での連絡先:03-5721-5877 (クラブアイランダー)
マラカル島(Malakal Island)
マラカル島はマリン・レジャーの発着ポートが多い。コロールの南西にあり、MINATO BASHI(ミナト・バシ)で結ばれている。多くの島の周辺がサンゴ礁で覆われているが、マラカル島はリーフがないため大型船の寄港が可能。島にはパラオ商業港、アイランド巡りやダイビング・ツアー関連オフィス、魚市場などがある。
島の南端にはアイスボックス公園とパラオ水産試験場がある。アイスボックスは、日本統治時代に製氷工場があったことから名付けられた。周辺にビーチはないが、海水の透明度が高く、シュノーケリング・スポットとして知られている。
公園に隣接している水産試験場では、絶滅の危機にあるシャコ貝やウミガメなどの養殖、研究がなされており、一般の見学も可能。
ちなみに、試験場からも輸出されているシャコ貝はパラオの海の幸で、国内のレストランでは名物料理としてメニューに載っている。
マラカル島のレストラン
カープレストラン Carp Restaurant (Tel. 488-3341)
なんといってもここの名物は、35年前からの歴史とカープアイランド・リゾートのオーナーの奥様(岸川弘子さん)の手料理だ。プロ野球の広島カープ・ファンなら必ず、カープ・ファンでなくとも訪ねてみたい。パラオの今昔のニュースを聞くのが料理に加えてのお薦め。
マラカル島の宿泊施設
パラオ・ロイヤル・リゾート Palau Royal Resort (TEL:488-3341)
2005年6月にオープンした近代的なリゾートホテル。 全室に液晶テレビ、セーフティーボックス、ミニバー、エアコン、バルコニー完備。全157室。
パラオ・マリン・クラブハウス-アンテロープ Palau Marine Clubhouse - Antelope (TEL:488-1059)
宿、レストラン、バー、プール、ダイビングショップが揃うダイバーのためのリゾート。ダイビングプールもあるので、ここで練習してから海に出ることもできる。
マラカル・セントラル・ホテル Malakal Central Hotel (TEL:488-1117)
マラカル港に隣接、全室オーシャンビュー。
マラカル島のダイビングサービス
ブルー・マリーン Blue Marine (Tel. 488-2214)
ダイビングのレベルや目的(写真撮影など)に応じてグループ別けをしたさまざまなツアーを企画している。大型のダイビングボートを所有しており、経験豊かな日本人スタッフが揃っている。講習にも力を入れており、Cカード挑戦は4日間のコース。パラオでの実績の長いロックアイランド・ツアー社やベラウ・ツアーと同じ経営であることもプラス要因。
日本での連絡先:03-3262-6645(東京事務所)
アクア・マジック Aqua Magic (Tel. 488-1119)
マラカル・セントラル・ホテルに拠点を置く、活発なダイビングサービスで、日本人スタッフを中心にガイドの層は厚く、未経験者からベテラン、水中撮影まで幅広い対応が可能。安全面にも細かい気配りをしている。体験ダイブは130米ドル、通常の2タンク・ダイブ料金は130米ドル。Cカード
スクールは4日間のコースで450米ドル。
日本での連絡先:03-5475-3373 (エアワールド株式会社東京事務所)
デイ・ドリーム Day Dream (Tel. 488-2199)
新しいダイビング・スポットの開発に積極的で、八重山諸島・西表島の「うなぎり」と同系列。大型のジェット・ボートにはトイレ、シャワーが付いており、揺れも少ないので女性ダイバーには特に評判が良い。体験ダイブは150米ドル、通常の2タンク・ダイブ料金は120米ドル。Cカード挑戦は4日間のコースで600米ドル。
日本での連絡先:09808-5-6146 (ダイビングチームうなぎり)
パラオ・ダイビング・センター Palau Diving Center (Tel. 488-2978)
ブルーコーナーまで15分という地点に浮かぶカープアイランドを本拠地にしているサービスで、パラオ生まれの岸川氏がリゾートと共に経営している。宿泊とダイビングをセットにするのが便利であり、歴史があるだけにパラオの海を知りつくしている。同じスポットでも時間帯によっての流れの変化など細かくアドバイスしてくれる。体験ダイブは2ダイブで155米ドル、親切で丁寧な講習が人気。一般の2タンク・ダイブ料金は115米ドル。Cカード挑戦は5日間のコースで605ドル。
日本での予約:03-3442-2201(カープコーポレーション東京オフィス)
バベルダオブ島 (Babeldaob Islands)
島内部には未開のジャングルが多く、海岸線はほとんどマングローブで覆われている。単独での面積はミクロネシア第2位で、第1位のグアムの4分の3あり、パラオ本島とも呼ばれている。熱帯雨林が多く、4WD車でなければ島の内部に入れない状態である。
島の南端に国際空港があり、乗用車でも走れる主要道路をタロイモ畑を見ながら北上すると、旧日本軍司令部の廃墟がある。爆撃により破壊された建物の外壁が弾痕生なましく残っており、戦車、銃と共に放置されている。
バベルダオブ等には、最北部のアルコロン州にストーン・モノリスとして知られている石柱遺跡、ガラスマオ州に秘境ガラスマオの滝など、見るべきスポットが多い。個人旅行は難しく、数社がガド付きツアーを企画していて、コロール市中心からボートを利用する半日、1日ツアーが多い。
バベルダオブ島へのツアー
バベルダオブ島へのガイド付ツアーを数社が企画しており、ほとんどがコロール市内から出発する。半日ツアー65米ドル、1日ツアーは100米ドル平均。島内の周遊道路を建設中であり、これが完成すると観光の幅が広がるが、現在のところはボートを利用しての企画が中心である。
バベルダオブ島の宿泊施設
アイライ・ビュー・ホテル・アンド・スパ Airai View Hotel & Spa (TEL:488-3530/FAX:488-3533)
パラオ国際空港から近く、部屋数72室と比較的大きな台湾資本のホテル。広いロビーの床材はマホガニーで、壁には島で一番大きいストーリー・ボードが飾られている。設備、環境の割りに低廉と言われている。
ロックアイランド (Rock Islands)
ロックアイランドはパラオが世界に誇る観光資源であり、ロックアイランドを訪問せずパラオを語ることはできない。
エメラルド色の海にたくさんの島が散らばる風景から「南洋の松島」とも呼ばれるが、コロールから南西50キロに点在する200余りの大小の島々をロックアイランドという。その多くは無人島で、波に浸食され、周囲が削り取られてキノコ状になっており、上陸すら出来ない。
サンゴ礁の中に点在しているため、海の深さと太陽光線の強さが醸し出す美しい景色は、訪れた者に感嘆の声を上げさせる。
人間を寄せ付けない島が多いが、それでも中には小さいながら砂浜を持つ島もある。そこでのシュノーケリング、ダイビング、フィッシングやバイキングを楽しませるコロール発のツアーがある。
ロックアイランドは、動物や鳥たちのサンクチュアリであり、フルーツ・コウモリやクロコダイルのほか、カワセミ、クロアジサシなど楽園の鳥が生息している。
セブンティ・アイランズ
70 ISLANDS
ロック・アイランドの南西の一角にセブンティ・アイランズと呼ばれる島々がある。パラオでも有数の景勝地であるが、ここはウミガメとウミドリの繁殖地であることから野生生物保護区となっており、ダイバーや観光客、漁師などの立ち入りが禁止されている。文字通りの聖域(サンクチュアリ)である。
カープアイランド
Carp Island
セブンティ・アイランズと同じく南西に星の形をしたカープアイランドがある。日系のポール・岸川氏が自然を生かすことに重点を置いて始めたリゾートは、宿泊施設も完備し、ダイビング、シュノーケリングが楽しめるパラダイスといえる。
ドルフィンズ・パシフィック
ネコ・マリンからボートで5分ほどのロックアイランドにある、世界規模のイルカの調査・研究機関。
イルカとの触れ合いを通じた自閉症治療の可能性を探ったり、人々に環境問題を理解してもらったり、というのがこの施設の狙い。
一般客には、イルカの生態および環境保全の重要性を学ばせた後、腰まで水につかりイルカと触れ合う「クロース・エンカウンター」があるほか、イルカと一緒に泳ぐ「ドルフィン・スイム」、およびタンクを背負い海中を泳ぐ「ドルフィン・ダイブ」のコースなどが用意されている。また、身障者の受け入れにも積極的だ。
ロックアイランドのリゾートホテル
カープアイランド・リゾート Carp Island Resort (TEL:488-2978,6337/FAX:488-3155)
コロールからボートに乗り、ロックアイランドの美しい風景を楽しみながら約1時間。ダイビング・スポットまではボートで約15分。ダイバーにとっては絶好のリゾート。目の前の白砂のビーチは遠浅で、シュノーケリングやフィッシングができる。ビーチ遊び、島の散策なども可能であり、子供たちを遊ばせる家族旅行にも最適。平和な自然環境に恵まれたリゾートである。
宿泊は海に面したシーサイド・コテージと経済的なダイブハウスがある。
|