マーシャル諸島共和国の概要
マーシャル諸島共和国は赤道の北800キロ、首都のあるマジュロ環礁を中心に200万平方キロの広大な海域にある29の環礁と5つの独立した島からできている。環礁島は大小さまざまな1,225余りのサンゴでできた島々で構成されている。その島々は輪の形を成して並んでおり、その美しさから「太平洋に浮かぶ真珠の首飾り」と呼ばれている。
環礁という島の構成は大変ユニークで、首都マジュロのあるマジュロ環礁は57の島が100キロ余りにわたってつながっている。しかしその島幅は歩いて2分ほどで横断できてしまうほどだ。海面にようやく頭を出している島々にはいわゆる表出土がほとんどなく、ココヤシやパンの木、パンダナスのほかに期待できる豊かな実りは少ない。しかし海には無限の豊かさがあり、このアンバランスな環境が海に生きる独自の文化を発展させた。計器のない時代に、変わらぬ星の位置と潮の流れ、太陽と風、雲、鳥、漂流物などを頼りに太平洋を自在に航海する。この環境がマーシャル人をミクロネシアで最も優れた航海者に育てた。
首都マジュロ (Majuro) などはすっかりアメリカナイズされているが、それ以外の環礁島は今なお伝統的自給経済が中心である。
マーシャル諸島共和国へのアクセス
パスポートとビザ
日本国籍を有する場合、有効期限1年以上のパスポートと出国用航空券があれば、30日以内に限りビザは不要。
空路
日本からマーシャル諸島への直行便はない。
日本から首都マジュロに行くには、グアムからの乗継が一般的。グアムからはコンチネンタル航空が週3便でている。
また、ホノルル経由で行く方法もあり、こちらはマーシャル航空が週3便でている。
空港使用料
入国する際に25米ドル、出国する際に15米ドルが必要となる。
税関
税関審査は厳しくないが、もちろん、薬物、武器、あるいは大量のアルコールと地元の農作物に有害な病気をうつす可能性のある果物や植物の持ち込みは禁止している。
トラベル・インフォメーション
通貨と両替
マーシャル諸島の通貨は米ドル。日本円はどこに店でも使えないので、日本出発前に米ドルに両替しておくこと。なお、レートは悪いが現地の銀行で両替することもできる。2つの銀行はダウンタウンにあり、グアム銀行がホテル・ロバート・レイマーズの1階に、マーシャルアイランド銀行がその道路をはさんだ向かいにある。銀行の営業時間は月〜木曜日が10:00〜15:00、金曜日が10:00〜18:00。
クレジットカードは大きなホテル、ツアー会社、スーパーマーケットで使えるが、レストランでは使えないところも多い。クレジットカードはVISA/Masterが主流で、他のカードは事前に確認する必要がある。
時差
マーシャル諸島の日本との時差はプラス3時間となる。日本が正午の時、マーシャルは同日午後3時。また、マーシャル諸島の国内での時差はない。
電気・電圧
電気は110/120ボルト、60サイクルで、差込プラグは日本と同じ形態。
水
水道水は、飲料水として適さない。旅行者は馴れないこともあり、また疲れもあったりするので、生水は絶対に避けること。ミネラルウォーターあるいは紅茶やコーヒー、また水を沸騰させて飲料水にする場合には、沸騰してからなお5分程度沸かし続けるようにする。
郵便
日本までハガキが一葉70セント、封書が一通80セント〜となっている。日本からの航空郵便物は通常約1週間を要する。
国際電話
マーシャル諸島の国番号は692。
市内通話料金は25セント。国際電話や離島への無線電話は、デラップ地区にあるNTAで24時間利用できる。通話料は日本まで1分あたり2.5ドル。ホテルからの電話はこの料金に手数料が加算される。NTAではテレホンカードも販売しており、これを利用するとホテルからの国際電話もお得。
服装
男性と若い人々はTシャツにジーンズとサンダル、半ズボンがほとんどだが、年配の女性はゆったりした花柄のムームーを好んでいる。若い女性と少女は、ふくらはぎまであるスカートをはいている。
マーシャルでのフォーマルな服装は、男性はアロハシャツに長ズボン、女性はムームー。街中では、肌の露出が多いものを避けるなど、観光客は注意が必要。
チップ
チップはオプショナルということなので、義務ではない。ただホテルのベッドメイキングには、1ドルくらい置いていく観光客が多い。タクシーなどはチップ不要。
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