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キリバス共和国
正式国名|キリバス共和国(Republic of Kiribati)
面積|811平方キロメートル(対馬とほぼ同じ。キリバス観光局)
人口|92,533人(2005年、キリバス統計局)
首都|タラワ(Tarawa)(首都人口:4.6万人)
民族|ミクロネシア系(98%)のほか、若干のポリネシア系およびヨーロッパ人が居住
主要言語|キリバス語および英語が公用語
宗教|ローマ・カトリック(55%)とプロテスタント(26%)が主な宗派
略史|
1606年スペイン人キロス、ブタリタリ島(ギルバート諸島)を発見。
1892年英国がギルバート諸島、次いでエリス諸島を保護領と宣言。
1916年英国がギルバート諸島、エリス諸島を併合し、植民地とする。
1939年英国および米国がカントン島とエンダベリ島(フェニックス諸島)を共同統治。
1941年旧日本軍がバナバ、タラワ、マキンを占領。
1979年7月12日独立
キリバス地図
地理と地勢

キリバスの首都タラワは赤道の北約200キロにあり、オーストラリアのブリスベンとハワイのほぼ中間に位置する。 ギルバート諸島、フェニックス諸島、ライン諸島の3つの島嶼群からなり、33のサンゴ礁の島がある。総面積は811平方キロメートルである。
1994年までは日付変更線が国を2分していたが、1995年1月1日、国内で日付が異なるために起きる行政上の不便をなくすために東の国境沿いに移動させた。
このことが2000年を目前にして世界的な関心事になり一躍有名になった。キリバスではこれを機会に、最も東に位置するカロライン島をミレニアム島と改名するなど、観光立国に向けた努力を続けている。

気候

全土が熱帯気候で、気温の月変化・日変化ともに小さい。年間降水量は多いところでは3000mmを超える。首都タラワの気温は27〜28℃で年間降水量は約2000mm。また、クリスマス島は降水量が最も少なく、年間700mm程度である。


政治

政体|共和制
元首|アノテ・トン大統領
議会|1院制、42議席( 選挙による42議員と非議員より任命される議長、職責として司法長官、ラビ島評議会代表で構成)、任期 4年
政府|首相:なし
政治状況
独立以来、大統領を努めてきたタバイ氏の任期終了により、90年7月にテアンナキ大統領が就任。94年の総選挙で与党が大敗し、テブロロ・シト氏が新大統領に選出され、98年11月の大統領選で再選された。漁業を主とした経済開発と地方分権化、離島振興政策を進めている。英国からの経済援助に依存してきたが、経済の自立達成が最大の課題。2002年11月に実施された総選挙では与党が苦戦し、続く2003年2月の大統領選挙ではシト大統領がかろうじて三選を果たしたものの、3月に不信任案が可決され辞任、議会は解散した。2003年5月に議会選挙が行われ、ついで7月4日には大統領にアノテ・トン議員が選出された。 同年11月、トン政権は台湾と外交関係を樹立し、経済自立へ向け積極的に取り組んだ。その結果、2007年8月の議会選挙では、トン大統領率いるBTK党が最多の22議席を獲得した。
外交
基本方針
豪州、NZを含む太平洋諸国との友好関係の維持・強化 ・経済自立の達成、財政収入の確保のため多様な国際関係を模索している。 トン大統領は、2003年11月台湾と外交関係を樹立、これに対して中国はキリバスと断交した。
経済

主要産業| 漁業、コプラの生産
GDP| 81,911千豪ドル(2006年暫定値、キリバス統計局)
1人当たりGDP| 870豪ドル(2006年暫定値、キリバス統計局)
経済成長率| 0.9%(2006年、ADB推定)
物価上昇率| 3.7%(2007年、キリバス統計局)
通貨| オーストラリア・ドル(豪ドル)
為替レート| 1豪ドル=61.00円(2008年12月10日現在)
経済概況
1979年に燐鉱石が枯渇して以来、漁業開発の促進等により新しい経済構造を模索している。観光客の誘致にも努力している。なお、燐鉱石の残存埋蔵量は、6億豪ドルと推定される。
貿易

貿易総額|(2006年、キリバス統計局)
輸出:8,374千豪ドル
輸入:84,223千豪ドル
主要貿易品目|(2004年)
輸出:コプラ、ココナッツ油、海草
輸入:食品、輸送機器・機械、鉱物燃料
主要貿易相手国|(2000年)
輸出:日本、韓国、豪州
輸入:豪(37%)、フィジー(20%)、日本(17%)(2005年、キリバス統計局)
経済協力

日本の援助実績|
2006年度2006年度までの累計
有償資金協力なしなし
無償資金協力14.95億円165.78億円
技術協力0.61億円36.47億円
主要援助国|(百万米ドル、2005年DACベース)
日本(11.69)豪州(7.61)、NZ(1.68)
日本との関係

政治関係|1979年 7月12日のキリバス独立記念式典に代表を派遣し、即日 、同国を承認。
1982年 11月、バイテケ初代駐日大使(移動大使)が信任状を奉呈。
1983年 4月、在京キリバス名誉総領事館開設。
対日貿易|(2006年、通関統計)
輸出額:247,394千円
輸入額:335,158千円
主要輸出品:魚介類(95.9%)
主要輸入品:輸送機器(62%)、一般機械類(26.6%)、電気機器(4%)
日本の直接投資|1件 35千円 (93年度)
在留邦人|27名(2007年10月現在)
在日キリバス人|7名(2006年末)
人口と人々

平均5人の子どもをもつということからも分かるように、人口の増加がキリバスの悩みである。政府は産児制限政策を積極的に進めているが、しかし効果は上がっていない。
人々は陽気であり、キリバス人の歌と踊り好きは南方民族の間でも有名で、興が乗ると何時間でも歌って踊っている。見物人も興奮してくると踊りに加わるので、収拾がつかなくなるほどだ。

社会と人々

キリバス社会にも貨幣経済が浸透してきたとは言え、伝統文化がそのまま引き継がれており、今日の日本人の感覚ではついて行けないような場面に直面することがある。

集会所
キリバスの伝統行事
7月12日はキリバスの独立記念日であり、国立バイリキ・スタジアムで盛大な行事が催される。色彩豊かなパレードと伝統のダンス、カヌー・レースなどに人気がある。キリバスのダンスは女性のコスチュームが独特である。パンダナスの葉で編んだ冠に白い上着、黒い腰簑をつけ、多くは未婚の女性が優雅に踊る。男性の踊りは勇壮で、男女が一緒に踊ることはほとんどないという。踊り手の後ろには数十人の男女が独特の調子で声を張り上げて歌う。村の行事としてのダンスは、マネアバと呼ばれる集会所で行われる。
キリバス・タイム
たとえば食事に招かれ、その約束の時間に行くと、まだ何も用意されていない。これは一般の家庭でのことだけでなく、大勢が集まる結婚式の披露宴でも同じことで、1時間ほど遅れていくのが礼儀のようだ。
キリバス流
水産資源とヤシによって日常の食生活に心配がないことから、性格はおおらかである。金銭に関しては日本人には考えられないほど執着がなく、「持てるものから、持たざる者へ」の風習は今も根強く残っており、一族でしっかり助け合って生活している。
服装
服装は通常、非常にカジュアルである。熱帯性の気候と住民の単純なライフスタイルから、男性たちはショートパンツと木綿のシャツがほとんどで中には上半身裸も見られる。しかし、女性はショートパンツあるいは短いドレスで外に出るべきではないとされ、膝下まであるゆったりとしたスカートにポロシャツが多い。
伝統的な服装としては、広く男性と女性の両方によって身につけられるラバラバと呼ばれる腰巻きのようなスカートがある。また、襟と袖がギャザーになっている「シブタ (Tibuta)」は一種の民族衣装である。
宗教

キリバス・プロテスタント教会とローマ・カトリック教会はキリスト教の2つの主要な宗派である。ほかにモルモン教会、安息日再臨派なども活発な活動を行っている。

在日政府機関

名誉総領事館|〒107-0061 東京都港区北青山1-2-3 青山ビル13階
電話:03-5411-5967    ファックス:03-5411-5970
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